先日、ASUSTeK Computer(以下、ASUS)製のChrome OS搭載ノートパソコン「Chromebook Flip」の開封レビューをお送りしましたが、今回は数日使ってみて感じたことを書いていこうと思います。
関連記事:モニターが360度回転!フリップヒンジを採用した「ASUS Chromebook Flip C100PA」開封レビュー
■まずは回転させてみよう!
一見普通のクラムシェルのノートPCですが、フリップヒンジを採用しているため、モニター側が360度回転します。
さっそく回転させてみましょう。
はい、ご覧のとおりタブレットモードになりました。
この手の製品はWindows搭載ノートPCでもいろいろありますが、これはChrome OSを搭載しているだけで、それらの製品の特に何か違うということはありません。
もちろん向きを変えれば、ディスプレイ表示も自動で回転します。
この手の製品でどうしてもやりたくなるのがいわゆる「テントモード」ですね。
キーボード側がキックスタンドの役目を担います。シチュエーションに応じて角度を自由に変えられるのは嬉しいですね。
■タブレットとしてのChrome OSの使い勝手は?
タッチパネルを搭載したChromebookはこれまでもありましたが、タブレットにもなるChromebookは珍しいです。そこで気になるのが「タブレットとしてのChrome OSの使い勝手」です。
中でも1番不安に感じていたのが、「タッチパネルでの日本語入力」です。タブレットモードやテントモードなどキーボードが使えない状態(自動的に無効化されます)ではタッチパネルで入力を行う必要があります。
技適を通っているからと言っても、米Amazonで購入した製品なのでハードキーはUS配列です。
Windows PCなどと同じように切り替えて、日本語ローマ字入力が行うことができるのですが、タッチパネルでも同じようにできるかが不安でした。
まず、USキーボードです。Androidのそれと似ていますね。
どうやって切り替えるのかいろいろ触っていたところ・・・
スラッシュの左横のキーを押下したら、設定が出てきました。
そこには「Google日本語入力(USキー)」という選択肢があります。
試しにこれを選択してみたところ、問題なく日本語入力ができました。
続いていきましょう。
前述のとおりタブレットモードの場合、画面の自動回転が有効になります。
自動回転というのは便利のようで、実は厄介です。
寝そべって使っている時に勝手に向きが変わってしまうという体験をしたことがある人は少なくないのではないでしょうか。
なので、タブレットに限らずスマートフォンにも自動回転オフの設定がiOS、Android、Windowsには付いています。
さて、このChrome OSはどうでしょうか。
答えは簡単です。Chrome OSも自動回転のオン・オフが切り替えられるようになっています。
ただし、この設定項目は通常のノートPCモードでは表示されません。
モニターの角度が約190度を超えたあたりから表示されます。
同じくモニターの角度で有効・無効が切り替わるのが、「ウインドウ切り替えボタン(下画像の右下)」の表示です。
Chromebookのキーボードにはこのキーが用意されているのですが、タブレットモード等ではキーボードが無効になるため、画面上にバーチャルキーとして表示するようになっています。
■結局どうなの?
「Chrome OS」の使い勝手・良し悪しはさておき、タブレットとしての「Chrome OS」の使い勝手は概ね良好だと感じました。
しかし、Windows 10のタブレットモードほどタブレットを意識した作りにはまだなっていないと感じました。
今後Chrome OSを搭載したタブレット、もしくは2-in-1が出てくる可能性もありますが、その時にはもっと使いやすくなっていると幸いです。
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