7月17日(木)、Microsoft社の「Surface Pro 3」が日本で発売されましたが、筆者もオンラインショップで予約しており、無事発売日に到着しました。
筆者がSurface Pro 3の購入を決めた最大の理由ですが、「タイプカバーの進化」と「キックスタンドの進化」に「タブレット時代のノートPC像」を見たらからです。
■角度が付けられるようになったタイプカバー
Surface Pro 3の登場に合わせて専用のタイプカバーも進化しました。
1番の進化したポイントは何と言っても角度が付けられるようになったことではないでしょうか。
従来は角度が付けられず、正直タイプしにくいカバーでしたが、新しいタイプカバーでは、角度が付けられるようになり、使い勝手が向上しました。
また、トラックパッドも一般的なノートPCと同等クラスの広さになり、且つ、表面もツルツルした素材に変更されています。
Windows 8.1 update 1ではマウスでの操作性が向上したため、改善されたトラックパッドが活躍しそうです。
Surface Pro 3本体付属のペンは、タイプカバーのペンホルダーに収納できます。
ちなみにこのペンホルダーですが、シール式で好きなところに付けられるようになっています。
筆者は右利きなのでタイプカバーの右側の手前に付けました。
■マルチポジションになったキックスタンド
Surface Pro 3の進化した点として「画面の大型化」、「高解像度化」、「アスペクト比の変更」などが挙げられますが、筆者が特に注目したいのがキックスタンドがマルチポジション仕様になった点です。
Surface Pro 2では、キックスタンドの角度を2段階に切り替えるようになりましたが、マルチポジション仕様になった今作では、最大150度まで自由に角度が変えられるようになりました。
これにより、自分の好み、もしくは、状況に応じて、従来のノートPCとほぼ同様に画面の角度が変えられるようになりました。
初代Surface Pro及び第2世代(Surface Pro 2)では、例えば、空港のベンチで膝の上に置いて使おうとしても、角度が急すぎて使い物になりませんでした。
しかし、マルチポジション仕様になったことでこのような悩みも解決でき、活躍できるシーンが更に増えるのではないでしょうか。
タブレット時代に入り、Windows搭載PCもタブレットを意識した製品が多数投入されてきましたが、従来のSurfaceシリーズや筆者も愛用しているVAIO Duo 13など、タブレットを意識しすぎてノートPCとしての使い勝手が損なわれている製品も少なくありませんでした。
しかし、今回発売されたSurface Pro 3はタブレットとしての役目はもちろん、ノートPCとしての使い勝手を損なわないように意識して誕生した製品だと感じました。
Surface Pro 3こそ「タブレット時代のノートPC像」ではないでしょうか。
最新情報をお届けします
Twitter でTAB×TAB公式をフォローしよう!
Follow @tabxtabofficial

最新記事 by Mako (全て見る)
- 第二世代合体スマホ「Moto Z2 Play」開封レビュー - 2017年8月15日
- めんたい3にトリニティとバッファローの参加が決定!ITジャーナリスト Ayano*さんも参加 #めんたいガジェットフェス - 2017年1月28日
- めんたい3にリスキー2代目局長と山根博士が参加します #めんたいガジェットフェス - 2017年1月15日