皆様初めまして。管理人氏の盟友・だいすけ(@dsk0526)と申します。
5月14日に発表となったドコモの2014年夏モデルですが、同日より「ドコモスマートフォンラウンジ福岡」にて、スマートフォン・タブレットの実機展示が開始されたため、早速見に行ってきました。
■Xperia Z2 SO-03F
5月21日発売の、Xperiaシリーズフラッグシップモデルです。
先代の「Xperia Z1 SO-01F」と比べ若干大きくなりましたが、実際に手に取った際のサイズ感はそこまで大きくなったかな?といった印象です。
何より5.2インチ トリルミナスディスプレイの鮮やかさは、同じくディスプレイを売りにしている「ARROWS NX F-05F」と並び今期モデルで随一といえるのではないでしょうか。
不満点としては、通知バーのウィジェットが別カラムに移動したのが少し使いづらく感じました。
■Xperia A2 SO-04F
このタイミングで“A(エース)”の名を復活させてきた事に色んな意味で驚きが隠せない、4.3インチのコンパクトモデルです。6月中旬発売予定。
ネーミングから「Xperia A SO-04E」の後継機種と思われますが、サイズ感やデザイン、スペックから「Xperia Z1f SO-02F」の後継にも思われます。
そのため、大きな使い勝手はZ1fとさほど変わりなく、多くの人に使いやすいモデルだと感じました。背面のマット素材はチープ感もなく、普段使いを考えるとガラス素材よりも割れなど気にならず良いかもしれません。
また、カメラの色味がややあたたかめな印象でした。これまでのXperiaシリーズを利用していた方で、食事の写真等不満を持っていた方々は一度試されてみてはいかがでしょうか。
■GALAXY S5 SC-04F
GALAXYシリーズの本打ちで、発表会翌日の5/15から早速発売開始されていて、あらゆる方面からレビューがぽつぽつ出てきているようです。
全体的なバランスの良さはさすがGALAXYシリーズといったところで、所感ではこれがいい、あれがいいなどといった事もなく、最初の第一印象ではXperiaシリーズと並び一番無難な機種だと思います。
また、売りの一つであるカメラですが、カメラアプリを起動し構図を決めようと探っている段階から随時オートフォーカスが作動していて、近接な構図では近くのものを、風景等広々とした構図では全体がバランスよく写るようしっかり焦点が定められます。
本当にシャッターボタンを押してすぐのタイミングで写真を撮る事ができます。ちょっと画像が青っぽいのが気になりますが、これは本当に気持ちいいです。
■AQUOS ZETA SH-04F
ブランド名から“PHONE”が取れて初のAQUOSシリーズ最新モデルです。5/23発売予定。
狭額縁の「EDGEST」デザインによる5.4インチのIGZOディスプレイは、本体のほとんどを画面が占有しており他の機種と比べて臨場感がハンパじゃないです。私は割と指が大きい方なのですが、狭額縁だからといって本体の両方を支えている指に誤反応する…といった事もなく快適に使えました。これは良い。
ただIGZOディスプレイ特有の“白さ”は健在で、「PureLED」バックライトを持ってしてもほんのごくわずか白飛びが起きていたりと、やはりここはユーザー側で妥協していくしかないのかな、と思いました。
本体のサイズ感はやや「Xperia Z SO-02E」を彷彿させます。重さも軽く持ちやすいと思いました。
■ARROWS NX F-05F
過去の悪評もなんのその、指紋認証等まだまだ利用者層が根強い、5月下旬発売予定のARROWSシリーズの最新モデルです。
今回の特徴である「Super ATOK ULTIAS」ですが、自分のスマホにも今すぐ入れたいと思うほど使い勝手の良いIMEでした。アプリごとに検索候補が変わったり、長文変換性能も通常のATOKと比べより正確になっています。IMEは使い込んでいくほどにその良さ・悪さが出てくると思いますが、このIMEは所見でも打ちやすい、変換が正確で使いやすいと感じられるのではないでしょうか。
また、5インチフルHDのWhiteMagicディスプレイですが、強い光の下でもはっきりと画面が視認でき、夏場の直射日光下でも威力を発揮してくれそうです。
■Disney Mobile on docomo SH-05F
5月下旬発売予定のディズニースマホ最新作です。今回はFシリーズではなくSHシリーズからの発売となるみたいで、意外でした。
やはりディズニーシリーズの定番といいますか、搭載されているコンテンツの量が非常に豊富です。今回はディズニー作品6つそれぞれのテーマが入っており、それらを切り替える事で本体のアイコンやウィジェット等が変化するようになっており、壁紙からデコメール素材、アプリ等々本体の中すべてがディズニーの夢の世界です。
ベースがSHシリーズという事で、5インチフルHDのIGZOディスプレイに3000mAhの大容量バッテリー。画面回転の自動切り替え等SHのギミックも盛り込まれており、普段使いにも困る事はなさそうです。
■Xperia Z2 Tablet SO-05F
世界最薄・最軽量を謳う、Xperiaのタブレットシリーズの最新作です。6月下旬発売予定です。
本サイトでは日本発売に先立ち、当ブログメディアでもグローバルモデルのレビューを掲載しており、記事内にもあるように、本体の質感が大変よく、高級感も感じられます。指紋も付きづらく実用性の高いデザインで、非常に好感が持てます。
そして何より本体の薄さ・軽さは圧倒的で、まるで大学ノートを持っているような感覚におそわれます。かといって少し強くあおってもしなるような事はなく、薄さから出てくる“すぐ壊れそう”といった印象は皆無です。
今の所10インチAndroidタブレットの中では強力な候補といえそうです。
■AQUOS PAD SH-06F
一部のユーザーから根強い人気を誇るAQUOS PADの新型です。6月中旬発売予定です。
新商品発表会内でもあったように、新書判とほぼ同一の7インチサイズは“持ち運んで外で使うタブレット”としてかなり使いやすいなと感じます。
ここにもZETA同様EDGESTデザインが採用されており、先代「AQUOS PAD SH-08E」と比べると端までディスプレイが本体を占めているので、ぱっと見8インチにも見えない事はないくらい画面に迫力を感じます。
重さは軽く片手で余裕で持てるので、例えば通勤中に電子書籍を読む等のシーンでは他のタブレットよりも使いやすいと思います。防水に対応しているのはえらいなと感じました。
また、Xperia Z2 Tabletと並びVoLTE・音声通話に対応しているのは、利用シーンによっては面白い使い方ができるのではないかと思います。
以上、各モデルの簡単な所感をご紹介しました。
全体を通して各社各製品、突出して何か特徴があるわけでもなく横並びになってきつつあるなと感じましたが、それだけ素地がしっかりしてきていて、私たちユーザー側では自分の好みにあったものを今まで以上に選びやすくなってきたのではないかと感じています。
皆さんもお近くのドコモショップ等で実機をお手にとってみてはいかがでしょうか。
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